詩人:めろでぃ
幼子のように
昔の自分のように
ワガママ言う君
昨日別れ話で
今日復縁迫る君
また逢おうと離れたけど
違うんだ
まだその時じゃないんだ
すがる君を
突き放した
ホントは嬉しかった
けど
今の欲望よりも
もっと先の
幸せな未来を
見つめていたから
君を突き放した
僕ら2人なら
乗り越えられるから
あえて
突き放したんだ
君は泣いていたね
知らないよね
バイバイして
角を曲がった後
自転車こぎながら
何度も何度も
振り返ったんだよ
もう一度君の姿
見れるかと思ったから
僕も止まらなかったよ
自転車MAXにこいで
すれ違っても
分からないように
声あげて泣いたんだ
君の涙が
痛かった
君の涙が
尖った氷のように
僕の心を突き刺した
それなのに
君の心は
初夏の日差しのように
あたたかかった
溶かしてしまおう
2人の間の氷山なんて
またいつか
共に生きよう