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[119983] 夢までの移動手段は徒歩で

詩人:甘味亭 真朱麻呂


現実というものがどんなものであるか
君はあまり知らないようで僕は返事に困る

心の中にたったひとつだけの答という紛れない真実を描こう
楽しいばかり やさしくされるばかりが幸せな人生とはたして言えるのかなあ
誰にとってもそんな毎日は願いの真ん中だけど案外なってみれば嫌気がさすかも
厳しさがあるからこそ逆に強くもなれるそんな世界ならば強さも必要ないかもしれないけど やっぱりけっきょく厳しさの中にあるやさしさがいちばんいいのさ

消えてゆくたくさんの日々 数え上げても今さら数えきれないから せめて明日から数えましょう
幸せが待つ そんな場所へ誰かをいざなう光に包み込まれ
今 また新しい扉を開きその向こうに見える夢まで駆けていけばいいかなあ

繰り返す生活が僕にとってどんな意味合いがあるかな
それとも意味なんてまだわからない答えがでぬ限りはわからないモノなのか
それならばいつかその答を確かな生きてゆくための理由を探してみせるよ
やっぱり生きてゆくためにはそれなりの理由と意味が必要なんだと雨に打たれ今は厳しさにたえる
いつか訪れる僕がいちばんこれでもかと輝けるような強さをそれまでに手にするよ
この夢をつかむに値する価値ある未来をこの手にしよう
いつか いつの日か
この手につかめる日まで若さは抜けない苦悩に終わりはない
迷いは尽きないから
歩き出す一歩が進み出るタイミングや早さや遅さですべてが決まり明日の景色はずい分変わると思うから 夢までの道のり はるかに望み
繰り返すときめきを 僕を不思議で満たすこの人生を歌いきろうと挫折をしてもいくら失敗しても僕は決して歌うのをやめない 歩く足を止めない 自分自身に誓ったあの日から夢は手にしたようなものだとほほ笑む 今は今なりに幸せだと思えることこそが本当に幸せだと気付けたら歩く速さも足取りも軽くなる。

2008/01/29 (Tue)
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