詩人:是清。
妾の足元に/跪ひて/何度も許しを請ふ/貴方は殆ど/妾の下に在ると云ふ/所謂普通の上下関係だけれど/此ノ前親しい友人に/喋つた事とは逆の事・頭の弱い/易しい女ではなく/寧ろ/冷めた嘘を吐く/嗜虐的な/行為を好む普通の雌/貴方だけに・貴方の其の/奇麗な体を視て居ると/総て妾の/物にしたくなる/印を付けて/拘束したく成る/首輪を付けて上げませうか。