詩人：rin

ふと見てしまった
あの人の本心
どちらを信じて良いのかが
僕には解らなくて
一人悩み出すんだ
出るはずのない答え探して

過去にされた僕
もう未来はないの？
そんなコト訊けなくて
涙すら出なくて
また壁を作る
離れたくないのに僕は要らない

君の手離したくない
だから気づかないフリ
それでも良いでしょ
過去の僕は
君に何も残さないのだから
汚くても創りモノでも
変わらない

見なければ
騙され続けられたのに
ちょっと後悔してみた
僕はホント馬鹿で
陰で笑われてたの
気づきもしなかった

君の手握りたかったよ
でも気づいたんだ
繋がることない手に
未来のない僕は
君に何も残せないのだから
素直でも僕自身でも
無意味だよ

繋いだフリしてたんだね僕ら
擦れ違いだらけで
結局片側想い
消された僕
君の中に残らなくても
ちゃんと愛してたんだ
君のこと
君だけを…