詩人:春欄
冷たくて ヌルヌルして暗い 暗い どろ沼に足を入れてしまった…今 岸に手を伸ばせば 抜け出せる…今 手を伸ばさないと…少しずつ 少しずつ どろ沼に 呑まれていく…あと少し沈むと 抜け出せなくなる…沈むか 手を伸ばすか…自分の心が 見えない…自分の光が 見えない…明日が 見えない…