詩人:ゆうき
冬空の下君はいつものようにそこにいる…あの日以来季節は変わらず…
過ぎ去る時を肌に感じ君は今日も待つ
来るはずのない彼を…
約束というなの小さな希望と共に…
次第に枯れしきる葉はつぼみに変わるのに
君だけは時を刻むことなく待ち続ける…
毎日のように彼と過ごした日々を何度も…何度も繰り返し思いだしながら笑う君は最後にはいつも涙する
ただ…あの日の約束を信じて…
彼がくるその日を信じて…来るはずのない彼を…
もう居ない彼を…
思い出だけの彼を…
今日も君は待っている
この桜の木の下で
約束というなの奇跡を信じて…