詩人:右色
薔薇色の物語トゲの先から枯れはじめ赤い今日は血液から創られる少女(アリス)は躊躇いながら蒼い星に両手を合わせる小さな箱の延々と永遠を願う祈り月は夜に喰われ狂気を止める者はもういない既に鐘は七度(ななたび)鳴ったはじめよう 絡み合おう薔薇色の幕はあがった