詩人:瑳紗
ラジオから流れた少しだけ懐かしい曲悲しくもないのに涙がでるのは僕が弱いからかな初めて出会ったあの人かき分けるように歩いた雑踏お決まりの遊び場この曲を聴いた場所いつも一緒にいた友達寂しさを隠そうと思い出は心の奥底に閉じこめたはずだったそれでも戻れはしないからもう少し、僕の涙が出なくなる日までこの曲とこの寂しさはもう一度心の奥にしまっておこう新しい輝きの場所を見つけたらそっとこの扉を開けるんだ