詩人:杞柳
急に君を励ます言葉が出なくなった「僕がいるよ」と言うには差し出がましすぎて「頑張って」と言うにはそっけなさすぎたふいに君への愛を綴ることが出来なくなった「そばにいて」と歌うには無遠慮すぎて「愛してる」と歌うには自分勝手すぎたずっと君に感謝の気持ちを伝えられなかった「一番大切」と囁くには遠回しすぎて「ありがとう」と囁くにはあまりに足りなすぎた