詩人:どるとる
今日もとてもよくできました
自分としては
満点に近い点数です
悲しいことも
いくつかあったけど
結局終わり良ければ全て良しなのです
夕暮れが目にしみるのは単なる感傷にひたってるわけじゃないんだよ
人間なんて簡単なものでいつかはみんな
死んじまうんだから
好きなことやれるうちにやっておこう
嫌いなことは嫌いなままで仕方ないじゃないか
たったひとつでもいいからさ
生まれたことを心から喜べるような幸せな光を見つけられたら
その日は
心が晴れた日さ
雨上がりのあとに
空に架かる虹みたいなものなんだよ
退屈な毎日
憂うつな社会生活
そんなものから
ひとたび離れれば
僕は自由になれる
今はただ そうさまだ若いのだから
足腰は丈夫だ
だから歩いていこう
美しい景色を見逃さないように
やがて宝物になる
思い出をたくさんつくろうね
苦しいことで
泣きたくなる時
僕はいつも
心に好きな人を思い浮かべるんだよ
僕は立ち上がって
またゆっくりと歩き出す
不思議となぜか
何もこわくないよ
巣立ちをむかえた鳥が飛び立つ先を
見つめる親鳥に手を振って 輝く未来へ僕は羽ばたいていく
ほらね雨なんて
そのうち
止んじまうよ
だから今は
やりたいこと
見つけるために
いろんな景色
いろんな場所
たずねよう
雨上がりのあとに
空に架かる虹を夢見ながら
静かに歩き出す
僕がここにいる
あいかわらず常識とは馬が合わないけど
誇らしく微笑む
僕がここにいる。