詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕の中にある答
今、静かに花開いてく
水をあげましょう
今、新しい朝に目覚めた僕の瞳になにが映る?
なにがいったいその先に待つというんだ? 無意識の中でも僕は気持ちを抱く
さまよい続けても
夜は更けてく
明日は訪れては
また日が暮れる
いつの日も終わりある
答を知らすために
死という最後の時をいつか音もなく告げる 目の前のすべての僕を取り巻く光を遮り奪ってくために
終わらない夜が
終わらない夜が
僕に覆い被さる
世界の最後を
これでもう本当に最後?なんだか信じられない?ってか
だけど、夢のように
でも、確かな現実の中でそれは日常茶飯事のように暗幕をつつみこむ眠たくなる式の始まり……
さよならを告げるように起こるんだ
そう、確かに
紛れもない現実世界の出来事として
僕にもいつか
君にもいつか
その時は絶対くる
僕にもいつか
君にもいつか
世界と別れを言い交わす日がくるんだ
目を閉じて闇に身をまかす歳をとる度
せつなさ増して
記憶を遠ざけるのに
一向に答なんて
見えやしない毎日を
いつだって苦しんで悩んで無神経な奴を装い笑い飛ばすその心のどっかしらで僕は悲しい涙を抱えては今日もひとしきり人知れず隠れて膝抱え現実を直視できずに泣いてるのさ
あぁあ あぁあ あぁあ あぁあ あぁあ あぁあ あぁあ 小刻みに少しずつくるい出すくたびれたいかれた現実世界にて
今日も溜め息〇〇回
限りなく 我を汚す
時の満ちる音を耳にして誰かの陰口に耳をふさぎなるべく日陰を歩くように誰かの期待や教えにそむかないように本当の自分を押さえつけ良い子ちゃんなふりをする ふりをして結局はないものねだりみたいに度々餌をねだるお菓子をちょうだいおもちゃをちょうだいって 今夜の晩飯はお子さまランチご希望ですかな?なんて。