詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕は幸せさ
世界の範囲で考えれば幸せなのさ
いつでも飯が食え
帰ってきたらきたでお菓子が用意されて別にそれを不幸せに思う理由もなくて結局は結構幸せでした 思うよりずっと幸せ
想像するよりもだいぶ幸せだったよ
見つめてごらん
本当の幸せの意味を
そんな毎日こそが幸せだと想像してごらんなさい
見えてくるから
本当の幸せの意味が
そんな変わらなくも何事もなく平和に平穏に過ぎてく日々を繰り返すことがどんなに何不自由なく普通でいられることがどんなにすばらしい考えれば素直に喜べてふいに笑顔も浮かんできてくるだろう
それが幸せで満たされてる人の表情さ
君は今十分幸せ
見失う前にさあ
幸せに気付いて
こんなに毎日だからこそ幸せにあふれていていちばん僕に似合う生活
それこそが本当の幸せ 見失いがちな幸せ だから今度は見失わないようにふたつある瞳でとらえて幸せだよってうたってごらん そうすればまた涙なんか流れることはなく満たされていく心が笑顔になれるようにそっと語りかけるようにつぶやくだろう君は今最高に幸せ それ以上の幸せは望まないし望めない 妥当なところで止めとけばいろいろ小回りも利くしこの辺がいちばんちょうど良い すごいシンプルだけど当たり前に幸せになるってその幸せを受け止める人の心持ち次第だし思うよりも難しいかもしれないな気付かない限り幸せにはなれずそんな幸せに気付かないことは案外悲しい気付かないままで過ごした日々が過ぎ去ったあと晴れ晴れとした気持ちが胸をやさしくなでた夕暮れ時の風のように
自分の今の幸せの度合いを知らなくてももう僕はちゃんと気付いてるからいい
これこそが幸せなんだとこれこそ幸せという形なんだって 僕は気付けたからそれこそが喜ぶに値する喜んでもおかしくないありふれたでもすばらしい幸せの景色(いろ)知りふれた誰もを幸せにする本当の幸せさ。