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詩人:甘味亭 真朱麻呂
らしいね
らしいね
いつもいつでも僕は
あたかも
あたかも
自分には関係ないかのように言っていた
ばかなことを懲りずに繰り返しては他人事のように言ってた
いくつもの
日々を繰り返し
いくつもの
悲しみと喜びを
分け合って
感じ合いまして
その中で何か
見つけられないかと考えても だめだった
答なんてでやしかなかった
予想はいつも
的外ればっかで
昨日に残してきた
溜息も名残も
関係ないってまた
良いながらも内心
どっかで卑屈になりながらもばかですまないね分からず屋のへそ曲がりの僕だってそりゃたまにはこんなふうに目いっぱい狂い咲いてみてみたいと思うさ
らしいね…
らしいね…
また繰り返してる
意地を張ってるように
抽選会でもいつも
残念賞以上は届かないのに 毎日こんなに退屈で疲れることばっかなのにん中で何かしら生き甲斐を見つけろってこと自体
僕にはいくらどれだけ限られてる時間でもたったひとつこんな広い世界に迷うきりで わからないからってふさぎ込むばかりで たくさんある中からこれぞってのをひとつ選ぶのは
捜し当てるのは無理に近いことかもしれない ことかもしれないなぁ
とても、とてもー…。