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[120259] もう一杯…もう一杯だけ

詩人:甘味亭 真朱麻呂


疲れて帰ってきた夜
倒れるようにして眠りの中へ落ちてく
ベッドに潜り込んでバサっと倒れ込む

ああ いつも同じことの繰り返しで飽きが生じないのが自分でも不思議でたまらない
だってこんなに悲しいくらい同じことの繰り返しでおもしろくもないのに
くだらないことでもなぜか笑えてる自分がおかしいのに
それをなぜか当たり前のように受け入れていられるのが不思議すぎて 自分でもわからないけどとにかく不思議なんだ

また笑える そう信じただけで思いこみはいつも自分をつよくしてきた これまでの自分を振り返り言葉をなれたように紡ぎだしたなら いますぐに忘れないように心に記そう その事のすべてをくまなく 描くのさ

ばからしいくらい
ありふれすぎた僕の毎日
ありきたりな夢を持ち 理想を抱え
不安さえもみんなと被っていたいだなんてばかは休み休み言えよ 僕よ
みんなとすべて同じにしようとだなんて考えが幼稚すぎだよなあ また笑ってる
だけどその内たえきれなくなって泣けてきた…うなだれ机に顔を埋め涙流す
やけ酒とばかりに一気に飲み干す このままどこまでも続くのかな 変わり映えのない退屈な毎日が
気だるく流れてくのかなと思いました
白状しますよ もう
ただいまをいう人にもまだ巡り会ってない
運命だなんていってた割には
自分の夢ばかりわがままにみてきたからかな そのつけが回ったかな
なんて言いながら
そうやって何度今までムリヤリ冴えきった意識をできるまたはできたかもしれないことをやってもみないうちからあきらめてきただろうかな
またムリヤリ忘れようと繰り返すのは自分でも自分こそだからわかってる見苦しい言い訳や戯れ言に四苦八苦寝ようとした瞼…重くなるまで…酒に頼ってしか本気で笑えない…エラいこと言えない僕を許せ僕の中にいる時々出てきては僕を助けるその本当の僕自身よすまないね。

2008/02/02 (Sat)
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