詩人:華森 愛瑛
あれは確か
寒い日だったね....
雪降る街で
君と淡い口づけをした...
あの頃がとても
懐かしく思う....
あれからいくつかの
季節が流れたね
君と深く交わした
あの夜も
君の為に流した
あの涙も
君の為を思って
悩んだのも
いつかは
想い出に変わるんだね...
変わらぬ気持ちだと
誓ったあの頃は
時間と共に
薄れていくのかな...
君ぢゃなきゃ駄目と
思ったあの頃の
気持ちは
これから先も
そう思えるかな....
例え...君が
好きな人ができたと
しても
僕はあの頃の気持ちと
変わらず
寂しさと過ごすのかな...
この季節になると
必ず思い出す
君と雪降る街で
淡い口づけをした事...
あの時....
僕は君に恋をした....
あの頃の君と僕は
もう戻れないのかな...