詩人:どるとる
不揃いの幸せ
指で数えてはため息吐き出す
ひとりぼっちの人が絶えず抱える感嘆詞のような
拙い言葉だけど
話したい事がある
伝えたい事がある
今、僕は見えない大きな壁の前に立ち尽くして ただ 涙に暮れてる
ずっとずっとずっと
変わらないのかな
それでいいけど
それでいいけど
ただ悲しいから
泣いただけ
喚いただけ
いつもいつもいつも
変わんないなあ
それはいいこと?
悪いことなの?
もうどっちだって
構わない
構わない
僕はただ涙に暮れているだけだ
溺れて 溺れて
海の底
夜明けさえ
関係ない深海。