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詩人:甘味亭 真朱麻呂
今でもこの耳にあの日きいたメロディ流れているんだ
いつまでも深く記憶までもに焼き付いているから
忘れられない思わず楽しすぎた思い出に笑ってても
それがあるからこそ僕は笑うのをやめ嘘みたいに泣いてしまう
どうしようもないほど涙次から次にこぼれてしまうんだろう
いつまでも
いつまでも
幼いままでは
いられない
いられない
知っているけれど
そのすべていつか必ず遠ざかっていく
時間をかけてすべて遠くなったあと
僕はまた新しい扉静かに開く 閉じていたまぶたを押し上げて時間をおいて歩きだしてゆく 悲しいほどに足取りは重く遠慮がちでためらいがちだったのでした
今でもこの耳にあの日きいたメロディ流れているんだ
いつまでも深く記憶までもに焼き付いているから
忘れられない思わず楽しすぎた思い出に笑ってても
それがあるからこそ僕は笑うのをやめ嘘みたいに泣いてしまう
8月の夏のように
蒸し暑い午後の陽射しの中
そんなことを思った
ギター爪弾く うなだれる背中に影を宿すように 足取りまた重くするも再び歩き始める 新しすぎる洗いざらしの真っ白い今日という1日がまた始まる…目を覚ますとそこには僕の胸元に下ろしたキミのやわい小さな手
にぎってやさしく笑いかけ 考えていることわかったかのように少し抱き寄せた眼差し深くどこまでも遠いようで一番近くから感じてその感覚を近い距離を確かめるように眼差し落として向けるよ
見おろす瞳と瞳
つなぎあった手と手
なんとなくそれだけでいい景色 場面さ
シーンを彩るようにグッドタイム
おはよう 目覚めたキミと目と目が合う
不思議とドキドキはしないものの慣れて飽きたんじゃない
当たり前にそこにある幸せ キミと居られるその当たり前な幸せに感謝してるよ何度となく感じてきたこのときめく感じ胸の中埋めつくす
だけど