詩人：甘味亭 真朱麻呂

いつもわけのわからないことばっかしだ
意味が分からないなんにも分からない
そんなことばかりに翻弄され迷わされている人は誰かな

他人事のようだけど同情しちゃうよなあ

ワケモワカラズ
痛めつけられて
可哀想だなあ
それだけで心に傷をつくり後々の人生を暗くするなんてこれほど嫌なことはない

その先へ いつでも
その先へ
時間は進むのにな
どうしてかな どうしてかな
危ういと見失いそうで怖かったんだな

言葉が見つからない
闇雲に探す
暗雲立ちこめる
世界から敵に回され
錯覚を起こす
悪運呼び込んだ

そんな勝手な奴なのは僕だったのにな
素直に 素直に
まっすぐに まっすぐに なれずに なれないままでキミを傷つけちまった愚かすぎた自分でも思う
愚かさは今も変わってない それどころか前よりもっと愚かになってしまう

僕はワケモワカラズ罪を重ね 愚かさに溺れ愚かに無駄に毎日を過ごすよ
誰にも知られなくても誰にもわかられなくてもそれは黒く染まった僕こそが見えない心は罪だと自白するように 独白するように

ここに告げているよ
満月の真の闇の中で(中で…中で…中で…繰り返し嗚咽もらし…自分の愚かさに目いっぱい苦しむが良いさ…僕もそれを望んでる…せめてものキミを傷つけたことに対しての罰になるならと…)
頭に予感が通り過ぎるたび 何度だって不安で仕方なくなって悲しくもなるよ
ワケモワカラズ
ワケモワカラズ
ワケモワカラナイママ わけがわからない わけがわからないのに悲しんでる なぜか悲しくて悲しくて仕方ないのです
不思議と何に悲しんでるかもわからないのにとにかく悲しいのです 僕は なぜか なんなのかもわからない悲しみに胸を痛め言葉にもできないから悲しみはたまっていくばかりで解決方法も見つからないまま悲しんでるより仕方ないよ。