詩人:遥 カズナ
南の島では、ずっと幸せを花にたとえてめでてきたたしかな事だけが波打ち際に残され砂の一粒一粒の年月を裸足で踏みしだいていくうち若返ってゆく岸部に咲いたハイビスカスを摘み取って、たむけ合おう沖縄の初夏の始まりは命を咲かせたい夏