詩人:どるとる
今日も頑張った
誰がなんて言っても
僕なりに頑張った
評価を下すなら
はなまるもいいとこ
自分の頑張りを
一番近くで見てたのはやっぱり僕だったから
ピエロのように涙を隠してまで ずっと笑い続けていなきゃならない苦しさよ
それをわかっているならば 慰めのひとつももらいたいもんだなあ
今日も空は嫌みなくらい晴れてたのに
なぜか心のほうは裏腹までに雨降り
悲しいことはいつだってこっちの都合なんか考えない
だから僕も隙あらば笑おうと思った
明日も運が良けりゃ空は晴れてるだろう
だけれどどんなに空が晴れていたって
心が雨降りなら悲しい日になることは間違えないよ
あいつは今日も嫌みなほど笑っていた
何がおもしろいのか愛想笑いばかり浮かべて
くだらないな
めんどくさいな
めちゃくちゃに生きていこうと強がっても結局は誰かに従って歩かなきゃまともには生きられないね
だけれどだけれど
かすかではあるけど
電気みたいに
何かに反発して
たまにははじけてもみます
僕は弱くはない
強くもないけど
だからこそ泣いて
開き直って
笑って
風見鶏のように
風まかせ
運まかせ
ひゅるりらら
飛んでいく。