詩人:ユズル
空の青に手を伸ばして掴もうとした 午後の想い空は手に入らなかった白い煙はときに汚く柔らかな景色と弾き合うけれどそうでないもやもやは胸を刺激するスパイスうぐいす色に 染まる 染めあげるそれが夢だと笑う木がざわめく音葉の形を透かす光繊細すぎる風川辺のつやつやした石うぐいす色に 染まる 染めあげる物語の最後のページ