ホーム > 詩人の部屋 > まとりょ〜鹿の部屋 > 後から知った両想い > 投票

まとりょ〜鹿の部屋  〜 「後から知った両想い」への投 票 〜


[119278] 後から知った両想い

詩人:まとりょ〜鹿

ほんっと、お前って女のクセに食い気ばっかで
男の話とか一向に出ないのなぁ〜!

お前の友達…何って云う奴だったっけ?

あぁ、そうそうリカちゃん?
あの娘、合コンとか行かない訳?

いや、別に狙ってるとかじゃねーよ。
ただ何となく、お前が合コンとかに誘われたりすんじゃねーかってさ。

友達として心配してんの。
お前が俺以外の男と会ってるとか全然聴かないしよ。

ちっとは浮いた話とかが聴いてみたいだけ…。うん。

…あ、そうそう、合コンで思い出した!

山姥っているじゃん。ほら童話の怖いババァ
…まぁ、ガングロい女のヤマンバだけどサ。

ヤマンバって、外見あんなんだけどイイ奴なのな。

よく気がつくし、実は優しかったりで…さ。


つまりはアレ…、アレだよ。

合コンで知り合ってさ、付き合う事にしたんだ…よね。


………

いや、女で一番仲が良い奴じゃん?……お前って。

だから一番先に教えたかったんだ……



ー…なんて嘘。ー


ーお前が違う男に
女になってんのを見たくないのに。ー


ーこの心の意味を君に
告げる事、関係壊したくなく逃げた俺。ー


ーキラリと一粒覗く
君の横顔に、本当俺たちの最後の関係を知ったんだ…ー

2008/01/18 (Fri)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -