詩人:あいる
淋しさに格付けしないでよ冴えない深夜放送と一緒に吸引量の変わらない掃除機でなにもかもを吸い込んだら君だっても少し低空で翔べるでしょ?ボクら種をまく作業が希望だって笑った枯れることも想像しないですむ12月数打ちゃ当たると乱暴に連射した言葉は君をすりぬけた木枯らし切なさは気温のせいじゃない明日のくじら雲ボクが飲み込むのか飲み込まれるのか高度を下げた君は淋しいと同格の流れ星吸い込んだ外気は夜の味がする