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詩人:甘味亭 真朱麻呂
空は青くどこまでも広がっていくよ
果てしない喜びがいま君の心のドアをたたくよ
精いっぱい笑ったつもりでも君はなぜか本気では笑えてないんだ それはなぜかな
急ぎ足で出かける君の気持ちに気付いたら
4足きれいにそろった僕と君のふたりの靴同士をぴったりくっつけてみたら
なんだか恥ずかしくて照れ笑いしちゃうんだ
幸せはきっと本気で願った人にしか訪れないものさ
だけど迷えば迷っただけなぜかわからなくなる それがイラだちに変わるのはいつも時間の問題でわかっているのに
わかってはいても繰り返し何度もイラだってしまう僕は本当に相当なばかだな
心の中に幸せの形をイメージしてみよう そしたらきっとまた次の幸せが君の心のドアをたたくだろ
思いつきと想像の違いはいったいどこにあるのかなあ
わからなくてあれからわからなくなってからいったいいくつの悩みを抱えいくつの夜をむかえいくつの季節が過ぎいくつの歳を重ねていくつの幸せを見失ったのか?
知らんふりで素通りしいく幸せに僕ははたして呼び止めたり声をかけられたというのか ただ過ぎてゆくのを見送ることしかできない僕に今さら考えても季節も時間も戻らないしやり直せないくらいに歳をとりすぎて時が経ちすぎたのさ
あのころから見失ってきた幸せの数だけこれから先は幸せになりたいなあ ああ
もしかしたらそれは自分が思い込んでいただけにしか過ぎないかもしれないな
やっと気付いて振り返ったときには時すでに遅く終わりがもうそろそろで見えてくるような歳になっていた
そんなどうにもならない過ぎたことに頭を悩ましても仕方ないとは思っても もう悲しすぎて心が青く染まって愛まで青空みたいにいつの間にやら青くほらひどく冷たくなってた
優しさにこのまま からだを埋めて 流れるままに時間に身をゆだねていたい おぼれじんでも良いくらいに僕は…弱虫。