詩人:阿修羅
蒼い
翠かも、しれない
思考回路が止まって
ショートする
私が焦げていく
何も、出来ない
しては、いけない
行き場も 生き場もない
微かに思い出す
君の欠片
ごめんなさい、が浮かぶ
霞んだ君の笑顔
手を伸ばした先には
いつも 何もない
巻き戻せば
また繰り返し
安心すれば消えていく
どこにも行けない
行ってはいけない
消えたくとも
そして消えてしまうのを待つ
足掻いたって今は
届かないから
デリートなんて
出来ないくせに
また罪を重ねていくの?
救いが咎めに変わるの?
それならやっぱり
誰も愛さなければいいのか
愛してはいけないのか
しあわせに、
なってはいけないのか
あなたなら、
あなたなら。
そう信じていたのに。