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詩人:甘味亭 真朱麻呂
奪い合い取り合う幸せなんてものほど
つまらないものはたぶんないでしょう
奪い去る風がすべてをはじまりに戻す
スタート地点からずい分遅れてたどり着いた僕は想うほどうまくはいかない世界とも知らず無謀にも夢と希望とばら色の日々にあこがれていた
妄想じみた夢ばかりみていた
カッコつけても何も変わらないのに
みとめられるために他人に合わせる毎日
だなんてぜんぜんおもしろくもなんともないでしょう
暗い暗い帰り道を月の明かりに照らされながら
今まで歩んできた道
様々なそのたびに出逢った場面 その出逢いに感謝するときや憎々しい場面も多々あった でも今は遠すぎて思い出すのにも一苦労
鮮やかすぎるかもしれないこの僕には誰もたどり着けない明日にわたってくのにもいろんな障害があって時おり高い確率で僕は頭がこんがらがって自分でもおかしと思うくらいになんだかくるい出す現実
瞳の中に映るシアター移り行く季節をもう戻らない過ぎ去った過去を映し出してる 心の奥底にたまりたまった僕が生まれてから今まで生きてきたこれまでのたかが数十年分されどもう戻らない一度きりの大切ではかないほど短い貴重な数十年分の悩みと迷いを抱え込んだ価値はあるのか その価値を身をもって感じられるような思わず涙を流してしまうくらい素晴らしい未来であれとだけ願う今はそれだけそれだけ そんな素晴らしい未来であってほしいとしかいえないけど 届けあと数年したらくるでっかい大物をつり上げたあの感覚をもう一度呼び覚まそう 心の中喜びあふれかえるくらいの過激な夢見させて途中で立ち止まったらせっかくの描き途中のイメージも見失うからどうか最後までハイテンションならハイテンションで世界中を駆け巡り想いよまた忘れかけた眠気まなこの寝ぼけた僕に長い長いはるかな記憶を…そんな夢見てた頃もあったんだと新しくする諦めの意味でもほら。