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詩人:作幸
久々に見る顔はすでに固くなっていた
覗き込んだ体を一端引っ込める
でもこれで最後なんだ
君にもう一度向かった
かっこよくなったっていってたじゃない
それを確かめるのが密かに楽しみだったんだ
なのにどうして目を開けてくれないのだろう
君の笑顔を見ないと面影すら感じられないよ
君との再開を心待ちにしていた人たちは
今日悔しそうに声を涙にしてた
あの子をあやすあたしもその一人
皮肉にも大好きな曲が同じだね
最後にできた君との唯一の思い出
君のようで君ではない君を脳に焼き付けるよ
曲を聴けばいつでも思い出せるだろう
早すぎる君に永遠の乾杯を
さよなら