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[29667] 拝啓、親父殿。

詩人:風凛


昨日、訳あって親父の仕事場へ。

しかし、親父にいつものフニャッとした雰囲気はまるでなかった。

そこでの彼はれっきとしたビジネスマン。

パリッとスーツを着こなし、部下にガンガン指示を飛ばす。

まるで普段が全て作り話のようだ。

親父の支店は県内No.2らしい。

親父さん、そんなに頑張ってくれるのは俺たちの為?

その時、親父みたいな、地味だけどちゃんとした大人に猛烈なくらい憧れた。

何かの為に全力を尽くす姿は美しい。

その姿、ちゃんと俺に伝わったぞ。

この詩は感謝の気持ち、
どうか受け取って下さい。

2005/03/13 (Sun)
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