詩人:キュウー
君はずっと隣で笑ってくれてるんだ。
僕は君のそのあどけない笑顔を見るだけで幸せだよ。笑ってられるよ。
ずっと隣に居てね。一緒に居ようね。
…って夢の中の話。
目を開けると、やっぱり一人。
こんなことなら目覚めなくてイィ。夢でイィよ。
君の声が聞けないと全ての音が雑音になる。
君のいない景色は全てが色あせて見える。
君に触れられぬなら全てが僕をあざ笑うように通り過ぎてくようで。
自分がどこにいるのかさえ見失ってしまぃそぅだよ。ここに来て…。
ただそばにいて。ここだよ。って、君の声で僕の居場所を確かめるから。
ただそばにいて。ここに居て。君に触れて僕は幸せになれるから。
ずっと君が僕のそばにいて。
なんて…。弱音ばっかり言って、ゴメンネ。
どうしてもあきらめることができないんだ。
君を忘れることができなぃんだ。
わかってても期待してしまうんだよ。
いつか君と手をつないで笑ってられるんじゃないかって。
目を開けると手の届く場所に君がいるんじゃなぃかって。
苦しんだよ…。辛いんだよ。わかってるからこそ余計にね…。
“僕はいまだ『君』というトンネルの出口を探している”
僕に光はまだ届かない…。