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詩人:JUDAS PAIN
貴女が隣で笑っているのが当たり前だと思い出した12月。
唐突に別れが俺を襲った、そこにあるはずの貴女の右手を掴まない俺の左手が酷く寂しい。
一度離れて気がつく貴女の大切さ、愛おしさ。
気づいた時には君はもう視界には入ってなくて2人分の生活空間だけが薄暗く光っていた。
もう戻らないと思うと男のくせして涙が滲んでたりした。
自分の愚考に嫌気がさして座り込む部屋にドアの軋む音、貴女と言う俺の光を見た。
だけど…
その手が差し出す見覚えのある合い鍵がすべてを物語った…
もう、戻らないと…