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詩人:さらら
君は あのこでは ない
君は あの人では ない
君は 私では ない
“君は “君なんだ
乖離現象の狭間
君は正体不明
不明瞭となる
誰かを演じ
誰かとなり
誰かの気持ちとなったとして
それは相手の本心、本音でもない
君が感じた想い
君は君の想いを詩うこと
この先は
あちこち知り合った人たちに
成り済まし演じ乖離する
うち
本来の君が 消えてしまう
不明瞭となり
幽霊になる必要はない
君という人格は“存在するのだから
君のその人格を育てあげなさい
あちこちの人間に成り済まし演じ
乖離現象を拡大、維持しては
君の人格は 幽霊となって
いつしか消えてしまう
それをやり続けていけば