詩人:緋子
あす、死のうと思った。明日、生きようと思った。明後日、死のうと思った。見えないことは恐怖。あたりまえが出来ない、あたりまえを恐れる、わたしは変?だけど自分じゃわからなくて、ここがどこなのかも私が誰なのかも全然、見えなくてただ、明日なんていらないと思ってただから、きょう生きようと思った。本当は一番恐れていたこと。だから、少しでも近づくために私、あす死ぬことにしたの。お母さんごめんなさい。