詩人:さきネコ
ガラスの窓から そっとのぞくとブルーに輝く 桜の花びらぬけてく風に ふわりと浮かぶまるで悲しみの中を 美しくただようように夜の間の時間 気づかないほど静かで声を出せば 地上に響きわたる空へ向かい そびえたつ桜の木せつなく散りゆく 花びらの数ほどに・・・太陽の出る 世界とは違う深海のような 青の中桜は夢を見 また眠る次 目覚めるのは いつの日か