詩人:まとりょ〜鹿
魅惑的な赤
盗み取る赤
翻し踊る肌
指先に視線
遊ばされ虜
マイナスと
プラスの雷
地を揺るがすように
走る両極端
理屈じゃないんだ
嗚呼…
理想が構築された
今目の前で
遊ばされ虜
片目を覆い
眩しさに耐え
丸い背に乗る
見えぬ霹靂
触れられたのなら…
其処に居られたのなら
赤い冷静
叙情の稲妻
躰を切り刻まれても
怨みやしないさ
傷付ける事を
恐がらず
さぁ
僕に触れてくれ。
君になら
壊されたって
構わない。
それすら愛しい
魅惑的な赤い稲妻。
2008/01/22 (Tue)