詩人:甘味亭 真朱麻呂
お願いだよ繋がりあっていたいのさ
ほどけないように愛の結び目固く何度も確かめながら結んで
冷たい手とあったかい手のふたつの手を互いに取り合ってあたためあいながら
心からの繋がりを何よりも求めてる
愛は教えてくれたのさ
大事なことを
いつも教えてくれる
僕の知らないことをさ
その代わりに僕は君の知らないことを教える
そのために愛し合うわけじゃないがそれも一つの愛し合う楽しみの一つさ
いろんな風に楽しみあって些細なことにも笑いあって
そうやって毎日を生きて歩いていこうよ
多分それだけじゃ終わらないそこまでが限界じゃない
でたらめなくらいの隠し立ての罰はいつだって逃げの一手に変わるだけだから
あきれ果ててしまった
あきてしまったんだ
そんなんじゃ愛は続かないし何もかもが歴然としてる 自分のふがいなさやダメダメさを物語る物的証拠になる だから ちょっとこのくだらなくつまらない人生にテーマソングを作ってつけてあげようその先とこれからの人生を少しでもばら色に塗り変えられるように その先とこれからを歌っていこうテーマはきっと毎回変わるから忙しいけどこんなんじゃきっといられないから 歌の一つもないときれいな1日を彩る朝焼けや1日を終わらす夕暮れさえもただのきれいな空だったねで片付けて終わらせてすんじゃう結果になりそうだから実際いまがそんな状態だからそんな毎回を過ごしてるから 明日からはテーマソングを決めまして歌うことにいたしましょういつでもかっこいい主人公とはいかないが自分というただひとりの登場人物を少しでも際だたせるためにがんばる僕は汗かき今日も変わらない朝に目覚め昨日の寝覚めを思い出しぷっと吹き出しながら歩き出すまぶしいくらいの陽射しの中へなくしたありふれた当たり前なくらいの幸せの在処を君に聞いて探しに行くためにこれからを歩き出した新しい今日へ門出の中。