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詩人:morning star
秋空が懐かしい、思い出せそうな風を運んできて・・
夕焼けが忘れそうな、記憶をずっと繋ぎとめていて・・
流れてゆく季節は繰り返されて、私達を一体何処まで連れて行くのでしょうか
街明かりはかなく、月あかりおりてきて、明日の時間へと溶けては馴染んでく・・・
あとになって理解る事にも、全部消えてしまって識る事にも、只云えるのは時間は戻らないから
落ち葉が着地する迄が永遠で、木の葉が帰還る場所が宇宙・・
いなくなっても其処に居る、私がちいさな宇宙で、隣りが場所が瞬間がすべて宇宙と云うの・・
流れてゆく季節はいつまでも綴いて終りも識らず、無始の心があの日を見つけて涙へ弾けた・・・