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詩人:どるとる
地下鉄のように
暗い暗い地下道を
僕はもぐらみたく掘り進むように平気なふりして歩いているのさ
いたくもない場所で
笑いたくもないのに
腐った心を持った
群の中で
息してるだけで
鳥肌泡立つよ
早く 家に帰りたい
生きてることが
悪夢のようだって
思い込んで
そして
僕は眠るんだ
らくがきだらけの時代さ
どこもかしこも
嘘だらけ
信じられるものは
数少ないね
それでも僕は
信じたいよ
すてきな心の
あなたって人を
らくがきだらけの時代に
生まれ落ちた
人はは何を思い
今を生きてるの?
明日は晴れですか?
それとも雨ですか?
天気なんかどうでもよくて 心が心配で
壊れないように
狂わないように
僕は生きていく
らくがきだらけの
嘘つきだらけ
まやかしだらけの
時代で。