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[114076] アルバトロスの詩7

詩人:アルバトロス

歯抜けの小さな女の子
小さな手を大きく振る
彼女のその姿に
僕はかすれた声で
さよならと言おうとしたけれど
結局何も言えなかった


ああ、だから僕は死ねないんだね
思い出に命があるから
僕は死ねないんだ


目を閉じれば
あの子はまだ手を振っている

2007/11/06 (Tue)
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