詩人:放射能]
18歩まで
来たところで
決断を迫られて
俺は
優柔不断を発揮した
思えば
6歩目のところで
勉強を強いられたっけ
もうかよ?
早いなオイ!
もっとゆっくり歩けよ乗り遅れたら脱落者?冗談じゃねーぞ!
なんで
そうも簡単に
人を置き去りに
できるんだよ?
一歩進む毎に
周囲は非情に
なっていく
言い訳かよ?
自分を守るための
頭が悪いんじゃなくて勉強のために
時間を費やそうとは
思わないだけだ
見くだす奴を
俺は見おろしてる
子供の頃の夢を
笑い話にはしたくない
何歩目かの急流で
のみ込まれる
かのように
溶け込まされた場所で俺も
滴のひとつに
なってしまうのか?