詩人:ふくざわゆいと
儚く舞い散る 今この雪を
キミは知らないんだ
ボクが何もしなくたって
時が止まることなんて なくて
だから キミが残した日記も メールも あの日のまま
止まってしまったまま…
ボクが年を重ねたり 新年を迎えたり キミが逝ったあの日がくるたび
ボクとキミとの時の距離が どんどん離れていってる気がする
雪がアスファルトに溶けて消えても
キミはボクの中から消えない 消せない 消したくない
分からない…
結局 答えは出せなくて…
降り積もる雪で 見えない先に キミの影を 幻を
ボクは今も 心のどこかで 追い求めているのかもしれない…