詩人:Ray
あなたは いつも
あたしの冷えきった手を
温めてくれる。
寒い って言えば
上着を貸してくれるし
いつも 優しく、
痛い位に
抱きしめてくれて
あなたの体温を
あたしに
分けてくれる。
けど
そんな時でも
あたしの心の中は
ずっと
冷えきったままで
身体の表面から
伝わるはずの体温は
浸透することは無くて
いつも
熱を欲しがってる。
ねぇ もっと
温めてよ。
もっと 言って
もっと 聴かせて
「安心」ていう言葉
もっと
あなたから
あたしに注いでよ。
2005/04/17 (Sun)