詩人:紅麗-クレイ-
どうして
僕のそばには
いつもいつも
誰もいないの?
相談できる相手も
愚痴言える友達も
心を許せる親友も
頼れる両親さえも
いつも誰もいない
たとえ傷ついても
悩んだとしても
独りで解決してきた
自分しか
信用出来なかった
自分しか
頼れなかった
自分しか
いなかった…
そしてたまに
誰かを必要とすると
必ず相手は消える
きっと相手が
僕の想いや要求に
耐えきれなくなり
逃げるのだろう
いつも明るく
振る舞ってるけど
心の中は暗く
落ち込んでるんだよ
…光を照らして…
いつも晴れた顔で
笑ってるけど
本当は雨に濡れて
泣いてるんだよ
…傘が欲しい…
誰も気付かないよね
誰も必要としないよね
こんな僕なんか…
どうせ僕なんか…