詩人:さきネコ
青いペンで 一直線に線を引いて
空を創った
飛びたくっても飛べない間
この翼のもどかしいことといったらない
遥かなその夢を誰もが
追いかけてることなんて忘れてた
寂しさだけ感じてばかりで
銀のペンで 今をなぞって
時を示した
狂っていくのか 狂わせていくのか
そんな選択権は私にはない
呆れるような燃え盛る闘志だって
諦められるほど私が強くないだけで
そんなは自分は キライじゃないけど
心のペンで 手の形をとって
私を写した
たとえ偽られたとしても 偽らないこと
塵みたいな嘘が いつしか視界を覆い尽くすから
救われなくてもいい ただ信じよう
このガラスの向こうを 私は信じよう
つくのなら 明日に繋がるため息を・・