詩人:どるとる
この世界にさん然と輝く
星の数ほど
人はいて
獣はいて
それ以上の数えきれない笑顔と涙がある
血のにじむ苦労がある
頑張ってる人を笑わないでね
頑張ってない人なんて多分いないけど
みんなそれぞれの今を抱えながら
それぞれに苦労してて
今日も笑ってる
そして
どこかで泣いてる
人から人へと伝わる痛み
心を通して届く形のない見えないメッセージ
それはきらめく明日への希望
灯台の光は届くかな
君にも
手のひらで隠したつもりの涙は君にはすぐにバレて
どうしてあなたは涙を隠すの?そう言われたんだ
愛する人よ
深く傷つく時
人は案外
何も言えなくなるんだね
されるがまま
傷つけられ
されるがまま
立ち止まって
言われるがまま
働いて
言われるがまま
歩いて
僕は今日も
少しでも誰かの役に立てたらなんて
口実で生きてる
そんなのすべて嘘さ
本当は悲しくて仕方ないのに 偽りの仮面で涙を隠してるんだ
君から僕へと伝わる痛み
心に差し出す形もない見えない僕の救いの手
それはほんのささやかな希望
灯台の光は見えるかい?
君を包んでる闇を照らせるかな?
人から人へと伝わる痛み
心を通して届く形のない見えないメッセージ
それはきらめく明日への希望
灯台の光は届くかな
君にも
世界は闇に閉ざされてやがて何も見えなくなるから
遠い話と背中向けずにどうか
笑わないで聞いてね
僕は君を愛してる。