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[122448] きのうに戻らざるをべからず

詩人:甘味亭 真朱麻呂

昨日から今日へ 昨日から橋を渡して明日と呼んでいた一足分後の明日という今日にきたように
今日も明日へと橋を渡して昨日からしたら明日の明日へ行こうかな 空っぽな心で いつでも笑って いつもいつでもこれからもこの人生のすべてを作るのもすべては僕の腕次第さ
やるかやらないかは僕にかかっているのさ
言葉を綴っていくのと同じ様に今日もまた明日また明日とやっていくのだろ
今日もいつかは遠い過去として思い出すんだろう 遅くてもいつかの終わりの日には僕は今日のくだらないたかが1日の1場面のワンシーンを懐かしくそして羨ましく涙がこぼれるくらいさっきまでのことのように思い出の中には鮮やかに残り瞼の裏に映ってるけどここからはもう遠すぎて通り過ぎすぎてそれでも思い出すのかなぁ 悲しくなっても
そんな事いっていた今日だって戻らないことを知っているのかいないのか
何ひとつ考えてないように振る舞う今は幸せなのかな はたして
今日という1日はもう返ってはこないことくらい誰でも考えなくともいつか産まれた赤ちゃんも何かで知り解るだろう けどそういうことに解ったと同時にもう一つ気づいたんだ
だからこそそんな日々も大切なんだって思えた
だからこそ だからこそ尊いのさ
適当に過ごしちゃいけないんだ
解るだろう 今ならば
少なくともそう考えれば1日1日やこの1分1秒さえすべてが鮮やかになんにもないただの1日でも輝いてみえる
そんな事前では何もかもが 憧れさえちっちゃくみえてくるだろう取り留めもないくらい頭の片隅で考える余裕もないくらいそんな風な考えでいっぱいになった心は満杯で毎日の日々を無駄にしている自分が愚かに思えてきたはじめて自分で自分を恥じたんだ
今日…明日また今日…明日と繰り返す旅路の向こうには何があるのかな何が待っていて何が広がっていたとしてもそれが今までの結果なんだから受け止めよう。

2008/03/08 (Sat)
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