詩人:中村真生子
スーパーの陳列ケースで発見したお宝は名刀のごとく輝く銀色の秋刀魚。買って帰り頭と尾を落とし三筋切れ目を入れ塩を振り焼いていただく。「旨い!」細胞たちの喜びが「この命を決して無駄にはしまい」という思いになって湧き上がる。