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[122650] 眠れぬ夜を抱いて

詩人:甘味亭 真朱麻呂


恐れずに明日にわたって行こうと言わないよ
だけどその先にある新しい光をゆっくり知って行こう それは大事さ
つかみきれずに終わる夢をみるくらいなら
みたくないと君はつぶやいて涙を流してた
恐れない人なんていないよと僕は

きりもなく
つぶやいた言葉は
やがて
繰り返すこの
苦しみに耐えきれずに
雨粒の中に消えて行く
空が映し出したものを
僕は目ではとらえきれない幸せをひとつだけ決めつけるんじゃない 選ぶのさ

今日という1日を
仕方ないとはもう言わないよ
たとえ今日がこないこと選べたとしても
永遠に来ない今日を選べたとしても
僕はそれだとしても選ぶだろう
そこに今日があるなら
そこに今日があるから
僕は何度でも訪れる今日を選ぶのだろう
死の闇へと進むのではなく光へと向かう輝きへのこれは旅路なのです
だからこそ明日に光を求め手を伸ばすのさ
誰かがつかんでくれる日を待つようにたまにはそう自分勝手に思いたい年頃だから
今は もう 願ってもここには返らない返れない 返ってこれない 今は いつでも
繰り返す 永遠に戻らぬ今日 繰り返す
永遠の旅 永久の夢
いつか終わりを迎える旅の終わるときに僕は見るだろう永遠の答
また疑問を持つことに怯えてても もう
大丈夫だから
僕にはまだ明日があるから いつまで? いつまでも
そうはいってられないけど 歳をとる度 日を追う度 輝きが増してまぶしさも増して昨日よりも 美しく光り輝く僕がいること もう戻らない今日
眠れぬ夜を抱いて
それでも生きてる証だからと 目をつむり笑い明日を思い描く汚れのない夢を撃ち抜く
いつか…そんな夢みながら予想の範囲でその想像には前みたいな輝きはないがそれでも私の中できれいに輝いているよ 今も明日もずっと多分こらしてみれば僕にはわかるのさ暗闇の中で一生懸命に光る夢が。

2008/03/11 (Tue)
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