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詩人:どるとる
今日もこうして何事もなく1日は終わり
いつもの様にカーテンを閉めて戸締まりをして
いつもの様に夕飯を食べて風呂に入り
あとは明日がくるまで眠るのさ
そんな1日
ただ生きてただけみたいに過ぎてく
そんな1日に僕は何を どんな言葉を
かけられるとしたらどんなことを言うのだろう
僕は言葉が見つからずただ小さな声でぼそぼそとさよなら言うだけ
夕暮れがほら僕の涙を風で拭ってくれる
心を洗うようなきれいな景色が僕の瞳に映ったらきっと明日も頑張れる 自信はいつも無いにひとしいけど…なんてね
人様のように
誰かさんみたいに
うまくはできない
ちゃんとまっすぐ歩けない
だけれど僕なりに
頑張ってみるよ
そんな気持ちだけ
誓う夜には流れ星に願いかけるんだ
そして新しい1日が僕を目覚めさせたら
ちょっとだけ
ちょっとだけ
すがすがしい気持ちで起きられる
さあ 今日も頑張ろうね僕よ
不器用でも少しでも心救われたら笑えるから
人生はなにかをやり遂げるだけがすべてじゃない 完璧じゃなくても少しでも楽しめたり笑えたら
それは生まれた甲斐ってもんだろう
なんて言ってみた
自分でも恥ずかしいや
そしてまたつぶやくのさ この言葉
さよなら…
だけれど限りなく昨日とはちょっと声の調子を変えて少しだけ明るくつぶやくよ
さよなら…
そして
明日よよろしくね
僕を必要としてくれるかい?
ラララ…
明日の僕とこれからの僕に誓う約束の言葉
終わりじゃない
始まりを告げる
ひとつの終わりと
さらなる始まりの
あいだにつぶやく
それが この言葉
さよなら…そして
ありがとう
僕を今日も受け入れてくれて
嬉しかったよ
涙がでるほどに。