詩人:想い出
君の薬指に輝るのは
僕がプレゼントしたペアリング
君は箱を開けるなり
嬉しそうな声で
ありがとう
って言ってくれたね
嬉しかった…
君に喜んでもらうために、何十件も店をはしごしてさ
その度に店員さんといろいろ相談して
女友達とかと一緒に行って、どんなのが喜ぶのか教えてもらったり…
たまたまその現場を君が目撃して
喧嘩してさ…
あの時はごめん…
君には不安になるような事だもんね…
不安にさせてごめん
だけど、僕は君しかいない
君の喜ぶ顔をみたら、君と喧嘩した辛さなんか吹っ飛んだよ
そのペアリングは君と僕がいつまでも一緒にいる証
その証がある限り
僕はどんなに離れてても
君の側をいつも一緒にいるから
そんな意味を込めて
君にこのペアリングを贈るよ