詩人:46
全て何もかも必要なくなったら
体は宙に浮き始めるのか
全て何もかも必要なくなっても
重力に逆らえるわけではないな
空を飛びたいと結構本気で願っていた
最初は馬鹿にされていた発明家が
いずれ飛行機を作ったようにさ
いつか世界を変えられるんじゃないかって
本気で信じていた
知らない世界に踏み込んでは光を知り
奥に行けばいくほど闇を知った
そして差し出す手は見えるものの
暗闇の居心地の良さに寝そべってる
ただ色んな世界を見たかっただけなのに
私はここで何をしているんだろう。
冒険の途中でやらかした
ゲームオーバー寸前の危険なメロディー
ただ色んな世界を見たかっただけなのに
私はここで一体何をしているんだろう。